ピンポンデイハッピー渋谷で卓球ラリーの大記録が出ました。
高座渋谷のデイサービス、ピンポンデイハッピー渋谷では、卓球療法(リハビリ)を毎日行っています。卓球療法とは約30年ほど前に、大分県の聖アルメイダ病院の医師によって研究され始めました。その後、岐阜県の特定医療法人フェニックスから実践を通して広がってきた歴史があります。2014年、NPO法人日本卓球協会が設立されます。ピンポンデイハッピー渋谷は、同協会の日本で初めて認定した卓球療法デイサービスであります。
本日、卓球療法の一つ、卓球ラリーにて大記録が達成されました。ピンポンデイハッピー渋谷にご利用の男性が1320回を記録しました!ラリーのお相手をして頂いた、日本卓球療法協会理事長の長渕氏によると、卓球ラリーを行っている全ての介護施設で、最高記録だそうです。
この男性利用者様は、昨年9月からピンポンデイハッピー渋谷に通い始めました。最初のラリー記録は17回からスタート。その後1カ月で120回、5か月後の今年2月には当時、ピンポンデイハッピー渋谷最高の610回を記録。そして本日、その2倍以上となる1320回を達成。徐々に伸びる記録と共に、ご本人の機能訓練に対する意欲や、身体能力は向上してまいりました。
長渕理事長からは、本日の記録を機会にショート打ちによる卓球ラリーを卒業、よりリハビリ効果の高い、フォアハンドでのラリーやビシバシ打ち合う卓球療法へギアを一段上げるそうです。他の利用者さまたちも刺激を受け、リハビリに対するモチベーションが引っ張られるように向上した様子がみられます。
介護の必要な、身体にマヒなどがある方、認知症の方、立位を維持する事が困難な方、車いすの方にオススメのスポーツ療法です。身体状態に違いがあっても、工夫次第で卓球リハビリを行うことが出来ます。30年前に医師によってリハビリとしての卓球が研究され始め、最近の卓球ブームも後押しとなり、卓球療法は日本はもとより、世界に急速な広がりを見せています。