BLOGブログ
BLOG

最後の「共創カフェ」50回目の開催でファイナル。

2018/07/29

毎月1回の勉強会である「共創カフェ@やまと」。やまと☆オレンジプロジェクトが主催しデイサービスハッピー鶴間を拠点とし4年以上にわたって開催されてきましたが、次回8月15日の第50回をもってフィナーレとなります。

 

これまでご参加いただいた皆さま、講師として登壇いただいた先生方、運営にご協力いただいた皆さまありがとうございました!

 

ファイナルとなる「第50回共創カフェ@やまと」の詳細は以下の通りです。みなさまのご参加、お待ちしております。

【テーマ】
パブリテック〜テクノロジーは、人々をエンパワメントする社会関係資本〜

【内 容】
地球上には約75億人の人々が存在しますが、そのうち約11億人が、「自分が自分自身であること」を証明することができません。そのため、銀行口座を持ったり、教育を受けたり、生活をする上での困難を抱えています。
「ID2020」というプロジェクトがあります。これは、国連がマイクロソフトやアクセンチュアなどの企業らと協業し、ブロックチェーンの技術を用いて、これらのID不保持者にIDを付与しようとするプロジェクトです。

このようにテクノロジーは人々がより自分らしく生きられるようにするための手段として活用され始めています。一方で、近年のテクノロジーの急激な発展は、格差の拡大や仕事の喪失などネガティブな側面をことさらに強調する悲観的な論調も存在します。私は、このテクノロジーの持つ特性を理解した上で、ネガティブな側面をできうる限り抑制し、その強み(ストレングス)を最大化することで、現代の私たちが抱える社会課題の多くが解決されていくと信じています。

そこで、「テクノロジーを活用して、人々をエンパワメントする」ことを「パブリテック(Public × Technology)」と概念化し、行政、民間、市民生活、福祉・医療現場など様々な現場でテクノロジーが、人々をエンパワメントする方向で活用促進されるプロジェクトを始めました。

今回は、特に福祉・医療に関わるテクノロジー活用が、人々のエンパワメントに活かされている世界各地の事例を、私自身の踏査も踏まえながらご紹介し、福祉・医療現場におけるテクノロジーの活用についてお話します。

参加者の皆さんがテクノロジーについて知って、考えて、活用する機会になったら幸いです。

・ID2020〜全ての人が「何者であるかを証明できる社会」に
・聴覚障害者が中心となって運営されるサンフランシスコの行列のできるピザ屋
・ドローンが救うアフリカの僻地の命
・i-voting〜誰もが政治に意思表示をできる真の民主主義
・Livinganywhere〜住む場所からも解放される真の自由な社会


【講師】
菅原直敏氏
(ソーシャルワーカー、共創法人CoCo Social work 創業者・CEO)
共創法人CoCo Socialwork代表(CEO)。ソーシャルワーカー(社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、保育士)。テクノロジーを通じて社会課題を解決する「パブリテック(Publitech)」を提唱し、国や地方自治体、福祉・医療現場等で提言と実践を行う。2018年、共創法人CCSを創業。エストニア、シリコンバレー、深圳、デンマーク、ソウルなどテック先端地域を踏査。上智大学法学部法律学科卒業。上智大学大学院総合人間科学研究科にて、「ソーシャルキャピタルとトークンエコノミー」について研究。

【日 程】
平成30年8月15日(水)


【時 間】
勉強会19時〜20時30分
懇親会20時30分〜21時30分


【場 所】
デイサービスハッピー鶴間
大和市西鶴間1−11−5
(小田急江ノ島線「鶴間駅」西口より徒歩5分)


【会 費】
1,000円(懇親会費含む)


【対 象】
介護・ 福祉・医療等に関わりのある方、興味のある方・ 本会の趣旨に賛同される一般の方


【参加方法】
当イベントの参加ボタンを押してください。
※ また、皆さんのお知り合いの方をお誘い頂いても構いません。


【主 催】
やまと☆オレンジプロジェクト
https://www.facebook.com/yamato.orange.project